「コトコト・ゴトゴト・コンコン」異音発生
ハイゼットカーゴ「S321V」の室内から「コトコト・ゴトゴト」というような振動・異音が発生しました。
症状・状態はエンジン始動後にエンジンが温まってアイドリングが落ち着いた頃の停車時に振動・異音が室内に発生しました。
走行中も時折、段差などで「ゴトッ」とする時があります。
まずは異音・振動の発生源を探します。
運転席に座った状態では後ろの方からゴトゴト音が出ていたような感じでしたので、後ろのドアやリヤシートの建付けや取付状態を確認しても問題ありませんでした。
色々確認しているとどうやら上記の写真の辺りで振動がかなりあります。
手で触ると明らかに振動がドドドっと伝わります。
すぐに下から確認するとミッションマウントの位置でした。
上記写真の辺りに振動があります。
マウントを見るとかなりの劣化と亀裂の様なものが見受けられました。
この時点でほぼ、確実にミッションマウントの劣化・破損だと確信しましたが、念の為エンジンマウントなども確認しましたが、特に異常はありませんでした。
早速、部品を注文して新品のマウントに交換したいと思います。
マウントを取り外せばミッションの支えが無くなりますので、あらかじめジャッキで落ちてこない様に支えておきます。
4mmのボルト4本を取り外せばマウントを取り外せます。
新品の部品です。
もちろん純正部品です。
4200円(税別)
取り外したミッションマウントです。
写真撮影の為、わざと指で広げてみましたが、パックリと破損しています。
新品の部品との比較です。状態の差は明らかです。
大きさが違うように見えるのは撮影時の遠近の関係です。実際は全く同じです。
新品の部品を取り付けます。ボルト取付時に支えてあるジャッキを微妙に上下させながら穴の位置を合わせる必要があります。
落ち着いて行えば、さほど難しい作業ではありません。
取付完了後
バッチリ、異音と振動なくなりました。
マウントなどのゴム類は年数や走行距離で必ず劣化してきます。
無事に直って良かったです。