リヤゲートのダンパー交換
プロボックスのリヤゲートのダンパー交換方法です。サクシードでも同じ作業工程です。
リヤゲートダンパーの消耗・故障により、リヤゲートの開閉の際に不具合がある場合は交換が必要となります。
具体的には下記の症状などが見受けられます。
・開閉時に「ガガガッ」「ツツツッ」と言う感じで引っ掛かりがでる。
・上まで開けたが支えきれずに下に落ちてきてしまう。
・開けようとしても途中で止まってしまい、手で上まで押し上げる必要がある。
などです。
交換方法
ダンパーは片方ずつ交換していきます。
取外しの際に支えが無くなりますので、何か支えておく必要があります。
ダンパーはボディ側とリヤゲート側でボルトで固定されています。
プロボックスやサクシードの場合はボディ側のボルトがテールランプで隠れていますので、テールランプを取り外す必要があります。
上から覗くと多少の隙間がありますので、工具が入りそうな気もしますが、作業し辛いと思いますので、テールランプを外した方が楽だと思います。
この様な感じで完全に取り外さなくてもリヤゲートダンパーボルトが見えればOKです。
テールランプの取外しは荷室の左右の工具入れ・小物ボックスの蓋をあけてテールランプの裏側から10ミリのナット(2か所)を外して手前に引っ張れば「パコンッ」と取り外せます。
↑左テールランプ裏側ナットのアプローチ個所
↑右テールランプ裏側ナットのアプローチ個所
ボディ側ダンパー取付ボルト
リヤゲート側ダンパー取付ボルト
上下のボルトを取り外せばリヤゲートダンパーを取り外せます。
新品のダンパーを取り付けて、テールランプを元に組直して完了です。
作業完了後、動作を確認し何も問題なければ終了です。
純正部品・社外品
プロボックスの純正リヤゲートダンパーをトヨタ部品共販に問い合わせた所、左右2本で14000円くらいでした。
ネットで社外品を調べると左右2本で7000円くらいでした。
およそ社外品は純正品の半値。
今回は社外品を購入しました。
社外品を取り付けて気になった点があります。
リヤゲートを開けた時、最後に若干ダンパーより音がします。純正品が「スーーッ」と言う表現なら社外品は「スーッ ツッツッ」と言う感じです。
特に大きな音では無く気にして耳を傾ければ聞こえる程度ですが、気になる人は気になるかも知れません。開閉機能自体にはまったく問題ありません。最初だから馴染んで無いだけなのかも知れません。
社外品すべてがこの様な状態なのか?たまたまハズレだったのかは今回初めての社外品のリヤゲートダンパーの購入ですので判断が付きません。
品質、耐久面ではトヨタ純正品が良いですが、コストの面では半値なので社外品も考慮する価値はあるかと思いますが、最終判断は個人の考えになります。