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ハンドル・ステアリングのスパイラルケーブル修理

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スパイラルケーブル破損

スパイラルケーブル

エアバックランプが点灯しっぱなしでホーンも鳴らない状態でした。
スパイラルケーブルの破損・断線を疑い取り外して確認してみると、やっぱり中で線が真っ二つに切れていました。
通常は部品の交換になりますが、新品はウン万円くらいします・・・。

中古品でも良いのですが、当り外れもありますし、物がすぐに見つからない場合もあるので、今回はちぎれた線を繋ぎ合せる修理に挑戦してみました。

修理に挑戦

まずはスパイラルケーブルをばらします。
断線している線をどうやって繋ごうか?
ハンダしかないかな?と思い早速下準備します。

被膜で覆われているのでヤスリで丁寧に削ります。

ヤスリ掛け
きれいに繋ぎ合せて、いざハンダ付け。

ハンダ溶接
細かい作業になります。

ハンダ仕上げ
ちょっと盛りすぎたのでヤスリでならして、保護の為にテープを巻いて仕上げます。

まとめ

あとは、元通りに組み付けるだけです。
注意点はセンターをしっかり出しておかないとハンドルを切った時にちぎれます。

組み付け後、エアバックのランプも消えました。ホーンも鳴ります。
無事に治ったかどうかドキドキしましたが、ホッとしました。
ステアリングを左右に目一杯切って異常がないか?
ウインカーの戻りは正常か?
などを確認して作業は終了です。

スパイラルケーブルの破損は通常は部品の交換です。
上記の様に修理した場合、ハンダ付けや部品の組み付け、センター出しなど確実な作業をしなければなりませんので、ご自分で行う場合は自己責任での上、行ってください。当ブログは、上記の修理を推進するものではありません。

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